Clouds · 番号 6 · 対応するトランプ ♣K · 混乱、疑念、暗雲

カードの図像

濃い雲が画面を横切り、一方は明るく一方は暗い。方向性の強いカードで、明るい側が向く者のほうが相対的に見通しがよい。

伝統的な意味

伝統的に雲は混乱と不透明さを表し、一時的な厄介も指す。向きを見る必要がある数少ないカードの一つ。

このカードの読み方

雲は災いではなく「見えない」こと。情報が不十分、相手の態度が不明、あるいは自分自身に確信がない。読むときは明暗の向きに注意する——明るい面が指す側は比較的はっきりし、暗い面が指す側にはまだ隠された事情がある。

場面別の読み

恋愛

相手が揺れている、あるいは関係に言い出せないことがある。

仕事

方向が不明で判断材料が足りない。今は判断を下さないほうがよい。

時期の示唆

不確定で、雲が晴れるのを待つ——通常は数日から数週間。

よくある組み合わせ

  • 雲 + 騎手 · 知らせが曖昧、あるいは知らせ自体が混乱をもたらす
  • 雲 + 本 · 隠されていること、まだ明かされていない秘密
  • 雲 + 太陽 · 雲が開けて日が差し、事態が明るい方へ転じる
  • 雲 + ハート · 恋愛の中のはっきりしない部分、相手の態度が不明
  • 雲 + 魚 · 帳簿が不明瞭で、財務状況が見通せない
  • 雲 + 岐路 · 選択肢が不明で、判断材料が足りない
  • 雲 + 蛇 · 疑念の裏に本当に策を弄する者がいる
  • 雲 + 鍵 · 霧の中に明確な解決策が現れる
  • 雲 + 山 · 道が見えず、進むこともできない
  • 雲 + 月 · 評判が噂の的になる、あるいは気分の落ち込み

ルノルマンのカードの意味が初めて文書化されたのは、1846 年前後に Marie-Anne Lenormand の後継者 Philippe Lenormand がカードに添えて発行した説明書で、すでにパブリックドメインです。本ページの「伝統的な意味」はその系譜で伝わる古典的な読み方を本サイトの言葉で書いたもので、説明書の逐語的な引用ではありません。カードの図像は 1799 年の『希望のゲーム』(Das Spiel der Hoffnung) のパブリックドメイン版スキャンです。